ITストラテジストのおすすめ参考書・問題集|独学なら何冊必要?【2026年版】

2026年度のITストラテジスト試験に向けたおすすめ参考書・問題集を解説する記事のアイキャッチ画像 IT資格
2026年度のITストラテジスト対策におすすめの参考書・問題集を紹介

ITストラテジストを独学で勉強するとき、

「参考書はどれを選べばいい?」

「何冊も買った方がいい?」

「参考書と問題集は両方必要?」

と迷う人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、最初から何冊も買う必要はありません。

独学なら、

メインの参考書を1冊決める
+
必要に応じて問題集や論文対策本を追加する

くらいで十分です。

大切なのは教材の数ではなく、1冊を使って過去問演習まで進めることです。

この記事では、2026年度のITストラテジスト試験を受験する人向けに、

・参考書の選び方
・おすすめの参考書・問題集
・目的別にどれを選べばよいか
・何冊買えばよいか
・通信講座を使った方がよいケース

をまとめて解説します。

※書籍・講座に関する情報は2026年8月時点で各出版社・公式サイトに掲載されている内容をもとにしています。

ITストラテジストの参考書は何冊必要?

独学の場合でも、最初から3冊、4冊と大量に買う必要はありません。

おすすめは、

基本となる参考書:1冊

必要に応じて、

問題演習用:1冊

を追加する方法です。

特にITストラテジストは、参考書を読むだけでなく、

・科目Aの問題演習
・科目B-1の記述対策
・科目B-2の論文対策

まで進める必要があります。

そのため、複数の参考書を最初から読むよりも、1冊を軸にして早めに過去問へ進む方が効率的です。

参考書は「たくさん買う」より「使い切る」

迷ったら、まず1冊。

勉強を進めてから、

「問題数が足りない」
「B-2をもっと練習したい」

と感じた部分だけ追加しましょう。

過去問を何年分やればよいかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

ITストラテジストの過去問は何年分解く?科目別の使い方と勉強法【2026年版】

参考書を選ぶときの3つのポイント

ITストラテジストの参考書を選ぶときは、単純な人気ランキングではなく、自分の勉強方法に合っているかを確認しましょう。

特に見たいのは次の3点です。

1.2026年度試験に対応しているか

2026年度からITストラテジスト試験はCBT方式へ移行し、従来の「午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱ」は「科目A-1・A-2・B-1・B-2」という名称になります。

古い本でも内容自体は利用できる部分がありますが、これから購入するなら新しい版を優先した方が分かりやすいでしょう。

2026年度ITストラテジスト試験はどう変わる?CBT化・試験日程・変更点を解説

2.どの科目を重点的に対策したいか

一冊で広く対策できる本もあれば、B-1・B-2に特化した本もあります。

自分が、

「全体を一冊で勉強したい」

のか、

「科目Bを重点的に対策したい」

のかで選ぶ本は変わります。

3.問題演習までできるか

参考書を読むだけでは、ITストラテジスト対策は十分とはいえません。

過去問や演習問題が収録されているか、解説が自分にとって理解しやすいかも確認しましょう。

まず1冊なら「ALL IN ONE パーフェクトマスター」

「何を買えばいいか分からないので、とりあえず1冊で進めたい」

という人には、

『2026年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター ITストラテジスト』

が候補になります。

TAC出版による2026年度版で、定価3,520円、584ページ。専門知識に加え、記述・論述対策まで1冊で扱っています。TAC公式では科目A-2、B-1、B-2に相当する専門試験をまとめて対策できる教材として案内されています。

TAC出版「2026年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター ITストラテジスト」

この本が向いているのは、

・最初の1冊を探している
・知識から論文まで一通り確認したい
・教材を増やしすぎたくない

という人です。

一方で、すでに基礎知識があり、B-1・B-2だけを重点的に対策したい人には、次の翔泳社の本の方が合う場合があります。

B-1・B-2を重点的に対策するなら「情報処理教科書」

科目Bを重点的に勉強したい人なら、

『情報処理教科書 ITストラテジスト 2026~2027年版』

が候補です。

翔泳社の公式情報では、科目B-1・B-2対策を中心とした本で、592ページ、定価4,158円です。

B-1では、

・問題のマーキング方法
・設問の分析
・解答までの考え方

などを扱っています。

B-2では、

・論文の骨格の作り方
・論文ネタの整理方法
・過去問演習

などが収録されています。書籍掲載分に加えてWeb提供の過去問も用意されています。

翔泳社「情報処理教科書 ITストラテジスト 2026~2027年版」

この本が向いているのは、

・科目AよりもB-1・B-2が不安
・記述問題の解き方を詳しく知りたい
・論文の組み立て方を学びたい

という人です。

逆に、科目A対策まで1冊ですべて済ませたい人には向きません。

科目B-2の論文対策については、以下の記事でも詳しく解説しています。

ITストラテジスト科目B-2の論文対策|書き方・構成・ネタの作り方【2026年版】

問題演習を増やすなら「総仕上げ問題集」

参考書だけでは問題演習が足りないと感じた場合は、

『2025-2026 ITストラテジスト 総仕上げ問題集』

を追加する方法があります。

アイテックが販売している問題集で、2026年8月時点の販売価格は3,960円です。

アイテック「ITストラテジスト」教材一覧

この本は、

・参考書で一通り勉強した
・さらに問題を解きたい
・本番前に演習量を増やしたい

という人向けです。

最初の1冊として必ず必要というよりも、学習後半で問題演習を追加したいときの候補と考える方がいいでしょう。

結局どの参考書を選べばいい?

迷った場合は、自分の状況で選べばOKです。

1冊で広く勉強したい人

→ 『2026年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター ITストラテジスト』

B-1・B-2を重点的に勉強したい人

→ 『情報処理教科書 ITストラテジスト 2026~2027年版』

問題演習をさらに増やしたい人

→ 『2025-2026 ITストラテジスト 総仕上げ問題集』

という使い分けが分かりやすいでしょう。

迷ったら最初は1冊でOK

「ALL IN ONE」と「情報処理教科書」を両方最初から買う必要はありません。

まず自分の学習スタイルに合う1冊を選び、問題演習や論文対策が足りないと感じたら追加するのがおすすめです。

科目A-1対策は別教材が必要な場合もある

ここで注意したいのが科目A-1です。

ITストラテジスト向けの専門書は、科目A-2・B-1・B-2を中心としているものもあります。

例えば、翔泳社の『情報処理教科書 ITストラテジスト 2026~2027年版』はB-1・B-2対策書であり、同社も科目A-1・A-2については別書籍を案内しています。

一方、条件を満たせば科目A-1が免除になる受験者もいます。

そのため、参考書を購入する前に、自分が科目A-1を受験する必要があるのか確認しておきましょう。

参考書だけで独学合格は目指せる?

参考書と過去問を使って独学で合格を目指すことは可能です。

ただし、特にB-1・B-2では、

「自分の答案がなぜダメなのか分からない」

「論文の書き方が合っているか判断しにくい」

という問題が起こりやすくなります。

そのため、

自分で勉強を進められる人

→ 参考書+過去問

勉強の順番や論文対策までまとめて学びたい人

→ 通信講座も検討

という分け方が現実的です。

独学の具体的な進め方については以下の記事で解説しています。

ITストラテジストの勉強方法は?独学の進め方と3か月学習スケジュール

忙しい人は通信講座も選択肢

働きながら勉強する場合、

「教材を選ぶ時間を減らしたい」

「通勤時間やスキマ時間で勉強したい」

という人もいるでしょう。

その場合は通信講座を利用する方法もあります。

例えばスタディングのITストラテジスト講座では、2026年度向けとして動画・Webテキスト・問題演習などが提供されています。2026年8月時点では、午前Ⅰ免除コースが38,500円、合格コースが49,500円、初学者コースが55,500円と案内されています。

スタディング「ITストラテジスト講座」

参考書より費用はかかりますが、

・学習範囲を自分で整理するのが大変
・動画で学びたい
・スマホ中心で勉強したい
・学習の順番まで用意してほしい

という人には選択肢になります。

逆に、自分で過去問と参考書を使って勉強できるなら、無理に通信講座を利用する必要はありません。

おすすめの教材の使い方

参考書を購入したら、最初から最後まで完璧に覚えてから過去問へ進む必要はありません。

おすすめは、

STEP1:参考書で全体像を確認する

まずは試験範囲や重要な考え方を理解します。

STEP2:早めに過去問を解く

自分が理解できていない分野を確認します。

STEP3:参考書に戻る

間違えた分野だけ重点的に復習します。

STEP4:科目Bの演習を増やす

B-1は記述、B-2は論文の骨子作成を繰り返します。

STEP5:必要なら問題集を追加する

手持ちの教材で演習量が足りなくなった段階で追加します。

この順番なら、参考書を読むだけで勉強期間が終わってしまうのを防ぎやすくなります。

2026年度版を買うべき?古い参考書でも使える?

すでに以前のITストラテジスト参考書を持っている場合は、古い本がすべて使えなくなるわけではありません。

過去問の解き方や論文の基本的な考え方など、引き続き参考になる部分もあります。

ただし、2026年度からCBT方式へ移行し、科目名称も変更されています。

そのため、これから新しく購入するのであれば、2026年度対応を明記した最新版を優先するのが分かりやすいでしょう。

特に試験制度や受験方法については、古い参考書だけで判断せず、IPA公式サイトの最新情報も確認してください。

IPA「ITストラテジスト試験」

まとめ|参考書はまず1冊、足りなければ追加しよう

ITストラテジストの参考書・問題集は数多くありますが、最初から何冊もそろえる必要はありません。

迷った場合は、

・1冊で広く対策したい
→ ALL IN ONE パーフェクトマスター

・B-1・B-2を重点的に対策したい
→ 情報処理教科書 ITストラテジスト

・問題演習を増やしたい
→ 総仕上げ問題集

という選び方が分かりやすいでしょう。

重要なのは、参考書を集めることではなく、選んだ教材を使って過去問演習まで進めることです。

まずは自分に合いそうな1冊を決め、学習を始めてみましょう。

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